複数の金融機関から借り入れをしていて毎月の支払い手続きや管理が大変だから『おまとめローン』を利用しようかと検討されている方もいらっしゃるかと思います。でも審査が通るか心配ですよね。おまとめローンを申し込みされた際にどんな所をチェックされるのか、審査基準などをご紹介していきます。
おまとめローンの審査項目とは
おまとめローンではどのようなところをチェックしているのでしょうか。審査で主にチェックされるポイントはこちら。
基本情報 | ・本人確認書類と記載情報の一致 (氏名、住所、年齢、電話番号など) |
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返済能力 | ・年収 ・勤務年数 |
生活状況 | ・独身か既婚か(子供はいるのか) ・住宅ローン有無 |
信用情報 | ・他社の借入状況(残高、件数など) ・過去に債務整理の有無 |
※これらのポイントはあくまで例となり、細かい審査項目は業者によって変わります。
特に信用情報が重要
おまとめローンに限ったことではありませんが、おまとめローンは複数の債務をまとめることになるので支払い期間が長くなる傾向にあります。そうすると滞納されるリスクなどもあるため特に信用情報は重要になってくるのです。
特に重要となるのが、
1. 滞納履歴
2. 借入残高と借入件数の一致
3. 債務整理の有無
になります。これら3つのうち1つでも問題があった場合、審査に落ちてしまう可能性があります。例えば、「滞納履歴」と「債務整理」が問題ないのに少しでも審査に通りやすくするために「借入残高と借入件数」を偽って申請した場合、審査に落ちる可能性があります。
偽った数字を入力しても結局のところ信用情報を照会されるのでバレます。逆に誤った情報を入力したことで信用できないと判断されて審査に影響が出る可能性があるので、正しい情報を入力するようにしましょう。
他にも『複数のおまとめローンを同時に申し込まない』といったこところ注意が必要です。申し込みの履歴は信用情報に記載されます。申し込み履歴が多くなってしまうことで審査結果に悪影響を及ぼしてしまう可能性があるため、おまとめローンの複数同時申し込みは避けて1社のみにしましょう。
審査に落ちる人の特徴と条件
・返済能力が著しく低い方
・過去に3ヵ月滞納していた方
・借入額がギリギリの方
・直近で10年以内に債務整理をされている方
これら1つでも当てはまってしまう方は審査が通らない可能性が高いです。
・借入をしている件数が多い方
・おまとめローンの対象額が年収の1/3を超えている方
・年収や勤続年数から継続的な返済に不安がある方
・直近10年以内で債務整理や3ヵ月以上の滞納など信用情報に履歴が残っている方
このような条件に当てはまってしまう方は、おまとめローンの業者からみて「貸し付けるにはリスクが大きい」と判断されてしまい審査に通らない可能性が高いです。
審査が通りやすいところはあるの?
おまとめローンの審査が通るか不安な方もいらっしゃるかと思いますが、正直なところ審査が甘い業者は無いかと思います。なぜならおまとめローンは、複数の貸付金をまとめて貸付するので業者からしたらリスクが大きいからです。そのため審査が極端に甘い業者は無いと思っていただいていいです。
しかし、おまとめローンを専用に扱っている業者の場合は、借入件数が多くても信用情報に問題が無ければ審査に通る可能性があります。気になる方は申し込む前に一度相談をしてみるのも良いかと思います。
\ おまとめローン専用 /
審査に落ちた方・通るか心配な方は
もし借入件数や借入額が多くて審査が通らなかった方は「出来る限り残高を減らす」か「借入先をまとめて件数を減らす」などで現状のを改善してから再度お申込みをするのがいいかと思います。
まだ申し込みはしていないけど審査が通るか心配な方は前述で述べたとおり、おまとめローン専用でやっている業者で相談をしてみてから申し込みをするのがいいと思います。業者によっては申し込みをする前に信用情報の開示申請ができるところもありますし、ご自身でもインターネットから信用情報の開示申請を行なえますので、審査に通るかチェックをしてみるのも良いと思います。
まとめ
おまとめローンの審査についてご紹介いたしました。今回紹介した内容以外にも業者によって審査内容は変わってきますが信用情報は一番重要な項目になります。実際に審査が通るかどうかは申し込まなければ分からないところではあるので、事前に毎月の支払額がどのくらいになるのか、完済計画などを相談したうえで申し込みをされてみてはいかがでしょうか。